勉強

【腰椎椎間板ヘルニアの過程】ヘルニアが消失しました(^^♪


こんにちわ!!Dr.manaoです(^^♪

今日は、以前のブログでも投稿しましたが、私の腰椎椎間板ヘルニアの経過観察として最近MRIの再検査をしましたので、結果を報告したいと思います。
以前のヘルニアのブログは➡ こちらです。よければ読んでください!(^^)!

以前にも投稿しましたが、腰椎椎間板ヘルニアは、👇の様な治療法に分かれます。

保存療法:椎間板ヘルニアのタイプにもよりますが、椎間板ヘルニアは体の中にあるマクロファージなどの細胞が貪食してくれて消えてくるといわれています。個人差もありますが、約半年ほどといわれています。その間、痛みを薬やブロック注射などで緩和させながら経過をみていく治療法です。

手術療法:耐え難い疼痛であったり、耐えられるものの職場に早期復帰したいなどの理由から、相対的適応として手術を希望したり、下肢の筋力低下(麻痺)や膀胱直腸障害(排泄の機能低下)などの症状があった場合は症状が不可逆性に陥る可能性もあるため、手術加療勧められることもあります。

ちなみに、私は保存療法を選択しました。

ヘルニアを発症して、1年後のMRIではヘルニアは消失しておらず(-_-;) やや椎間板が石灰化しているようにみえ、おそらくヘルニアは消失しないでしょうと・・・当時の先輩医師(脊椎専門医)に診断されました(*_*;

症状は腰痛及び時々臀部痛が出現していましたが、歩行可能。仕事可能。症状も波がありますが、特に支障はなかったので、このまま身体に爆弾をかかえている状態と受け入れ、そしておそらく高齢になったときは脊柱管狭窄症という神経の通り道が狭窄して様々な神経症状がでる疾患になるであろうと半ばあきらめ、日々生活していましたが・・・

今回、発症してから約4年の月日がたち、再度腰椎MRIを施行してみました(*^^)v

結果はこちらです👇

【4年前のMRI画像】

 

 

【直近のMRI画像】

画像を見ていただけると、出っ張ている部分が消失しているのが分かりますか?(^^♪

もちろん椎間板というクッションが存在する限り再発(再度でっぱりが出現)するリスクはありますが、1年では消失しませんでしたが、4年の年月にてヘルニアは消失しました。

【一般的には半年~約1年程度で椎間板ヘルニアは消失or縮小することが
多いのですが(*_*;】

時間はかかりましたが椎間板ヘルニアは消失します!!!!

自分の体で立証できました( ^)o(^ )

椎間板ヘルニアはどうしても30-40代になると椎間板が変性するため、ヘルニアが発症しやすい状態です。だからといって、皆手術になるわけではありません。保存療法でも、このようにヘルニアは体のメカニズムにて消失します。

今後は体のメンテナンスが大切になります。椎間板は一度変性してしまうと元に戻りません。腰椎への負担を軽減させる身体作りが非常に大切になってきます。

筋力トレーニングだけではダメ!!です。体の柔軟性も大切です。柔軟性がないと疲労が蓄積しやすく、腰への負担を誘発してしまいます。

ぜひ!!皆さん!!減量そして筋力トレーニング  そして・・・ストレッチを十分に行ってください( `ー´)ノ

人生は一度きり!!1日1日を大切にして、日々成長していきましょう(^^♪

Dr.manao

ABOUT ME
manao
整形外科医フリーランス医師 子育てに奮闘しながら自己研鑽のため 色々な分野に挑戦しています。 よろしくお願いいたします。